1.1 Energiaをインストールする

MSP430マイコンのプログラミングを始めるために、まずはEnergiaをダウンロードしましょう。
まずは、こちらからEnergiaのwebページに進んでください。
図1-1の画面が表示されたでしょうか?


図1-1 Energiaのトップページ

はじめてMSP430LaunhPadを使うためには、Energia本体とMSP430LaunhPadを認識させるためのドライバをダウンロードする必要があります。
まずは、Energia本体をダウンロードしましょう、Energiaのロゴのすぐ下にあるメニューから“Download”を選択します。すると、図1-2のようなページが表示されます。


図1-2 EnergiaのDownloadページ

上から2行目のWindows用のバイナリリリースをダウンロードしましょう。図1-2ではenergia-0101E0009-windows.zipの部分をクリックすればzipファイルとしてEnergiaがダウンロードできます。
ダウンロードしたら、適当な場所に解凍(展開)しておいてください。
バージョンが変わると、-と-の間の値この場合は0101E0009の部分が変わっていきます。
なるべく最新のものを使うようにしましょう。

次に、ドライバをダウンロードします。Energiaのロゴのすぐ下にあるメニューから“GettingStarted”を選択します。すると、表示された解説の文書の1行目からInstallationの解説が始まっています。そして、WindowsやMacOSそしてLinuxでのインストールページへのリンクが並んでいる中、一番上のWindowsを選択してください。すると、図1-3のようなページが表示されます。


図1-3 ドライバのDownloadページ

ここで、“Installing the LaunchPad drivers”にある項目1のLaunchPad CDC driversをクリックしてダウンロードします。このファイルもダウンロードしたら、適当な場所に解凍(展開)しておいてください。

次に、ドライバのインストールに進みます。ダウンロードしたドライバファイルを解凍したフォルダを開くと図1-4のようにファイルが展開されているはずです。




図1-4 ドライバ解凍後のフォルダ

それでは、早速ドライバをインストールして起動してみましょう。使用しているWindowsのバージョンが32bit版ならDPinst.exeを64bit版ならDPinst64.exeをダブルクリックして実行しドライバをインストールしてください。

インストールが終了したら、MSP430LaunchPadをUSBケーブルでPCと接続してみてください。USB機器として先ほどダウンロードしたドライバを使用して認識されているはずです。ここで、USB機器として認識できない場合はドライバのインストールがうまくいっていない可能性がありますので、もう一度ドライバのインストールからやり直してください。

次に、Energia本体を解凍したフォルダを開いてみましょう。図1-5のように多くのファイルやフォルダが展開されている中で、energia.exeをダブルクリックすればEnergiaが起動します。



図1-5 Energia本体解凍後のフォルダ


Energiaを起動すると、図1-6のウインドウが開きます。



図1-6 Energia起動直後


2 件のコメント:

  1. 本体をダウンロードして解凍すると、CRCのエラーが出てしまう
    更に起動出来ない
    環境はWindows7
    最近使えている人は居るのでしょうかこれ?

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  2. 最新のEnergiaは若干動作が変っているようですが
    Windows7で起動してコンパイルが通るところまで確認できています
    ただし、このサイトでターゲットにしているMSP430LaunchPadとG2553の組み合わせだと
    最近のバージョンでは書き込みのエラーが頻発してしまいます

    これらの組み合わせを利用されるなら、ちょっと古いですが
    Release 0101E0012 もしくはRelease 0101E0013をダウンロードされると良いかと思われます

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