1.2 MSP430LaunchPadを接続する

それでは、次にMSP430LaunhPadを接続してみましょう。

早速Energiaに必要最低限の設定をして、プログラムを動かす準備をします。

USBケーブルで接続する前にジャンパピンを確認してください。
現在市販されているMSP430LaunhPad(rev.1.5)ではMSP430G2553というマイコンが付属しており、初期状態でICソケットに搭載されています。
この、マイコンではPCとの通信にHW UARTを使用します。
ボードの中央右上を見てみると…

図1-7のようにHW UARTとSW UARTの図が印刷されています。
HW UARTは横向きのピン配置が印刷してありますね。

図1-7 UARTについてのシルク印刷


そこで、今回はMSP430G2553を使うためにジャンパピンを図1-8のように差しておきます。
図1-8ではジャンパピンの向きをわかりやすいように、白い四角形で書いておきました。
左側の2つのピンを、横向きにさしておいてください。

図1-8 HW UARTのときのジャンパピン


それでは、USBケーブルで接続してみましょう。
接続できたら、次はEnergiaでマイコンボードの選択を行います。
[ツール]の[マイコンボード]からこのマイコン(MSP430G2553)を選択しましょう(図1-9)。


図1-9 マイコンの選択

もし、ほかのマイコンを使用する場合には、このメニューでマイコンを選択し直す必要があります。
選択されたマイコンの型番は、ウィンドウ下の部分に表示されます。

次に、MSP430LaunhPadが接続されたCOMポートを選択します。ツールのシリアルポートからLaunhPadが接続されたCOMポート選択しましょう(図1-10)。



図1-10 COMポートの選択

なお、このCOMポートの番号はWindowsのコントロール パネルから
[システムとセキュリティ]→[システム]を開き、
[デバイスマネージャ]のウィンドウを開くことで確認できます。
デバイスマネージャのウィンドウを開いた例を図1-11に示します。


図1-11 デバイスマネージャでのCOMポートの確認

デバイスマネージャのなかでポートの項目を見るとMSP430 Application UARTの表示が確認できるはずです。この項目に書かれた(図1-11ではCOM6)番号がCOMポートの選択で選択する番号となります。

これで、Energiaでプログラミングをする準備ができました。

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